水曜日の制作風景です。今週の幼保 こどもAクラス制作「静物画にチャレンジしてみよう」です。生徒さん達のモチーフは毎日 内容を少しづつ変えています。本日は、かぼちゃ・りんご・きゅうり・しめじ・植物です。年齢に合わせてモチーフの内容を組んでいます。
さて、今日から年長さんも加わって、年長・年中・年少と揃いました。まだ、今年入ってからの初めての静物画ですので、初めて描く生徒さんもいらっしゃいます。今回は、見て描く事を体験し、楽しんで描く事を目標にしています。
初めて静物画にチャレンジした年少さんの作品です。りんごときゅうりを描きました。クレパスで色を塗る事など、まだ慣れていません。ですが、りんごの形やりんごの茎の部分など描いています。クレパスで一生懸命りんごやきゅうりをを塗ろうとしています。頑張りましたね!
こちらも、静物画初めての年中さんです。モチーフは、きゅうり・しめじです。モチーフを観察しながら、「きのこいっぱいあるね~」と言っていましたね。茶色のしめじのかさの部分が沢山絵に描かれています。生徒さんは、きのこがいっぱいあるのを表現する為に、かさの部分を沢山ある事を実際の大きさより、大きく描き強調しています。そして、きゅうりの横に居るのは、自分です。野菜を見ながら、絵を描いている自分を描いてみたくなったそう。なかなか、面白い絵です!
年長さんは、植物とかぼちゃを描きました。子供達にとってモチーフのパーツが沢山あり、それを描くという事は少し難しいところがあります。まずは、どう描いたらいいか分からないというお子さんも多いです。先生と一緒に観察しながら「葉っぱが沢山あるね。」一緒に気付いた事を口に出して行きます。言葉にするとモチーフの特徴が明確になるので、描き進めて行きやすいです。かぼちゃも自分の位置から、かぼちゃの皮の部分の大半が見えていたので、それをきっちり描く事が出来きました。大変、頑張りましたね!
「静物画を描こう!」と言うと、大人はきっちりとした写実的に描かれた絵を思い浮かべると思いますが、大人が考える様なイメージに到達するには、まだまだ時間がかかります。
ですが、子供達なりの眼差しで観察し、絵で表現しようとする姿は成長の一枚となると思います。まずは、楽しみながら 絵を描く事、画材になれる事、集中出来る事になれて行きましょう。