2020年12月30日水曜日

★R2年2020年度 山王ひなた美術教室 活動 ダイジェスト★

 こんにちは!山王ひなた美術教室です。今年も美術絵画造形活動・自然体験・科学体験に、子供達にご参加頂きまして、有難うございました。無事に今年の終わりを迎えられますのも、参加して頂いたお友だち、生徒さん、保護者様のお蔭だと存じます。来年も子ども達が楽しめるイベントや授業を、行って行きたいと存じます。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

★1月「山王創作絵本」ヒラヤマトモコ先生

山王創作絵本は、絵本・製本作りのプロであるヒラヤマトモコ先生から、本造りの面白さを教えて貰いながら、全4回の授業で自ら創作した物語に文と押絵を描き、世界に1冊のオリジナル絵本に仕上げる体験授業を行いました。みんなの素敵な絵本が完成致しました。

★4月・5月は感染症予防対策の為、休講致しました。

 2020年感染症により、教室も4・5月営業を見合わせて休業しておりました。今年も沢山のイベントを準備しておりますが、感染症対策の為、予定を変更しながら、出来る範囲で、実行出来るように対策をして行きたいと存じます。どうぞ、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。

★6月 オンラインクラス臨時開設

6月は感染症予防対策を取りながらの授業再開となり、まだまだ、通うには不安を感じる生徒さん、保護者様の為に、一つの選択肢として、オンラインクラスを臨時開設致しました。

 その後、生徒さんが全員教室へ復帰されましたので、オンラインクラスは終了致しましたが、また必要に応じて開設致します。(※対象クラスは、小学生低学年・高学年クラスのみ)

★6月 キッズアート・版画「リトグラフ」加藤恵先生

リトグラフとは、石版石・アルミ版などに、描画し印刷する版画です。大学などでしかなかなか体験出来ない制作なので、子ども達にとって、面白い体験になるかと思います。みんなで2枚のアルミ板を使い、制作してリトグラフの仕組みや制作方法を学びました。水と油の反発作用を実際に見て貰います。アルミ板にダーマトグラフで絵を描いたり、プレス機で印刷したり、版画を楽しみました。


★8月 ひなたキャンプIN野崎島

山王ひなた美術教室では、大自然の中で遊ぶ機会をなくしている子供たちに、自然の営みや面白さ、仕組みを学んでもらうため、2泊3日のキャンプを行います。
 創作活動としては「自然とアート」のテーマで美術や芸術創作まで繋げる絵画スケッチ制作を行います。想像でもない、モニターの画像でもない本物の自然を、子供たち自身で味わい、記憶します。自然を五感で感じ、体験を自己表現に繋げる貴重な活動です!!

今年は、夏は長崎県北松浦郡 自然学習塾村 野崎島へ行きました。野崎島は島全体が西海国国立公園に指定されています。かつて、3集落があり、約650の人々が暮らしていました。現在は、宿泊施設の管理者以外、無人の島となっております。島全全域に、野生に野生の二ホンシカ約400頭が生息しています。また、2018年6月には「野崎島の集落跡」が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。子供たちは、釣りや海水浴を楽しみ、自然の中で走り回りました。

感染症対策を行いの実行でしたので、子供達とみんなで協力しながらのキャンプでした。保護者さまを始め、キャンプにご協力頂きました皆様有難うございました。


★8月 夏休み期間短縮の為、夏休み短期講座「WAKUWAKU!workshop」中止

 毎年、短期講座を夏休みに開催を行っておりましたが、今年は感染症の為、小学校の夏休みも短縮されましたので、大変残念ではありますが、中止させて頂きました。毎年、この時期にお会いしているリピーターのお友達が居るので、1年に1回会えるのを楽しみにしていただけ、今年は残念で仕方がありませんでした(泣)来年はまた幼児クラス&小学生クラスの短期講座が行えるといいなと存じます。

★10月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』壱岐プロジェクト 「壱岐から学ぶ暮らしと海」Aコース

山王ひなた美術教室主催の『海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』プロジェクトは日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」サポートプログラムの壱岐プロジェクトのご紹介です。今年は新型コロナウイルスに十分に注意して、みんなの海へのワクワクを大満足させちゃうイベントが目白押しです!

1泊2日の壱岐への旅。保護者and小学生のお友達が、ひなたの先生達と、壱岐から学ぶ暮らしと海を、学びに参加されました。沢山、楽しい思い出を作って来られました!

★10月 ひなたキャンプIN田島

秋のキャンプは、長崎県大村湾田島です。初日、大きな荷物を抱えて、山王ひなた美術教室へ保護者と一緒に来たお友達。お母さんや家族と離れるのが少し不安半分。残りワクワクも半分!そんな表情をしながら、先生達の紹介や諸注意を聞いています。感染症予防対策もしっかり守って、さぁ!全員揃いました!いざ!出発!低学年のお友達からバスが待っている場所まで、歩いて行きます。バスで長崎県に入り、大村湾の田島事務所から、船で田島に渡ります。2泊3日 テントで寝たり、自炊したり、海水浴したり、お風呂を沸かしたり、絵を描いたり、最後は、高学年・中学生が、イカダで島を脱出というなかなか出来ない体験をして、帰ってきました!楽しい思い出が出来ましたね!

★10月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』壱岐プロジェクト 「壱岐から学ぶ暮らしと海」Bコース

1泊2日の壱岐の旅。海から見つめるランドスケープふくおかプロジェクトのB日程、保護者and小学生のお友達が、ひなたの先生達と、壱岐から学ぶ暮らしと海を学ぶ旅です。
 台風14号の影響もあり、壱岐までのジェットホイルが、出航出来るかどうか、ご心配をお掛けいたしましたが、無事にかねやandゲストハウスみなとやに、チェックイン!
うみこら、Aチーム。壱岐に到着後、宿屋にチェックインをすまして、一支国博物館を訪れています。今回の学び、壱岐から学ぶ暮らしと海、博物館では、壱岐の歴史や暮らしを学んで頂きました。

★10月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』芸術大学で海の動く工作ワークショップAコース&Bコース

九州産業大学短期大学部にて、海から見つめるランドスケープふくおかプロジェクトの工作ワークショップ・Aコースが、行われました。保護者and小学生のお友達が、短期大学部の学生さんと、ひなたの先生達と、工作体験を行いました。今回の海の動く工作ワークショップの工作をご指導頂くのは、九州産業大学造形短期大学部・森下先生と学生さんたちがサポートして頂きました。動く工作なので、ハンドルの具合や糸の具合の調整には、時間がかかりますが、みんな、完成まで行きました!親子で取り組んだ作品を前にみんなで記念撮影!素敵な作品が出来ました!



★10月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』博多プロジェクト 「リモートで海について学ぶ」

「海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」」
博多プロジェクト(リモート)
山王ひなた美術教室では、10月12日(月)より「海こら」事業の一環として「博多プロジェクト(リモート)」がスタートしました!
一般社団法人ふくおかFUNの協力を頂いて、普段から福岡の海に数多く潜り、今の博多湾の様子やびっくりするくらい鮮やかな海の生き物を教えて頂きました!
その中でやっぱり海をきれいにしていくためには、福岡に住む私たち一人一人の生活の心掛けが必要になってくるでしょう。
子ども達には、リモート授業を聞いて、早速「海の困りごと解決」に取り組む絵画制作に入り、


★11月 さつき幼稚園様 ARTFESを担当させて頂きました! 

今年から課内の授業を担当させて頂いているさつき幼稚園様のアートフェスが先日開催され、子供たちの可愛い作品が展示されました。
今回、九州産業大学短期大学部の森下先生と学生さんのご協力頂き、幼稚園の先生方との綿密な打ち合わせを行い、企画致しました。子供たちもこの日を大変楽しみにしてくれていました😆

ひなた教室としても、初の試みでしたので、良い経験となりました。子供たちに作るだけではなく、お友達の作品を観るのも楽しい体験を沢山して欲しいなと思います。

★11月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』お寺でお魚絵画コンテストIN光薫寺

お寺でお魚絵画コンテスト」
 11月14日(土)に山王ひなた美術教室と福岡市博多区にある光薫寺が協力して海こらプロジェクトの一つ「お寺でお魚絵画コンテスト」を実施しました!
 このイベントは、普段お魚を切り身や料理、そして本やスマホなど二次的な経験が多い福岡の子ども達に、もっと直接見て観察して、触って(今回はコロナ防止の観点からナシね)、そこから絵を描いちゃうイベントでした。
 今年は長浜鮮魚市場が福岡市民開放デーを開催しないので、スタッフが夜中に長崎県平戸市まで受け取りに行きました!そこで待っていたのはこんなにたくさんのお魚さん( ´∀` )!!定置網と地引網、そして民宿も運営されている楠富様ありがとうございました!。そしてそのご縁を繋いで頂いたひらど海てらすの坂井様、ありがとうございました!
 魚種は30種類以上。食べられるものから、今回はみんなに学んでもらうために、毒や危険なお魚たちも登場しました。
 そしていざ絵画制作開始です!みんな真剣に生き生きとお魚を描いてくれました!先生たちのアドバイスもあり、全員しっかりと作品が完成しました。絵画作品は今後、山王ひなた美術教室の「海こら絵画コンクール」に全員出品します。どんな作品が選ばれるか楽しみですね。
 絵画制作の後は調理スタッフが別に取り分けていたお魚を調理して頂き、みんなで美味しくいただきました!



★11月 ひなた図鑑INいのちのたび博物館 スケッチ大会 中止

毎年、教室の内外の子供達と一緒に、動物園や水族館に出かけて、現場で観察しながら絵を描くスケッチ大会を行っていましたが、今年は感染症の為、中止させて頂きました。

★9月〜12月 海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」』「海こら絵画コンクール」募集・審査・発表

今年、教室主宰の絵画コンクールを初めて!!開催致しました。福岡在住の絵を描くのが大好きなお友達(幼児から中学生)が参加できるコンクールです。沢山のご応募を頂きまして、有難うございました。

1211()に「海こら絵画コンクール」の審査を九州産業大学短期大学部学長の小田部黄太先生、九州産業大学芸術学部教授古本元治先生、山王ひなた美術教室の成田章子先生の3人にて行いました。

審査の結果を下記の通り発表いたします。皆さんおめでとうございます!また残念ながら選外となった作品も力作ぞろいだったので、先生たちも非常に選ぶのに苦労されていました。

海こら絵画コンクールは、「海のある暮らし」「海の生き物」「海の困りごと解決」の3テーマで募集を行い、総数121点の作品が集まりました。それぞれのテーマで金賞・銀賞・銅賞を選び、出点総数が多かった「海の生き物」部門に福岡市教育委員会賞を与えています。そして入選作品60点の皆様には、山王ひなた美術教室より陶器製の特製バッジが授与されます。また入賞の13名には加えて副賞が授与されますのでお楽しみに。

現在コロナ禍の第三波の為、授賞式及び展覧会開催の可否について慎重に判断しておりますのでもうしばらくお待ちください。

★2020海こら絵画コンクール 結果発表 

★12月 キッズアート・フェルト 吉武えりか先生

羊毛フェルトを使い、今回はマフラーを作りました。針の使い方から、羊毛のお話を聞きながら制作を行いました。可愛いマフラーが完成致しました。


一年間を通じて、子ども達に美術造形活動を主体とした様々なイベントを、行ってまいりました。子ども達には、今しか描けない絵や工作の形があります。小さな手を沢山 動かして、自分の手から、物を作り出す事の楽しさや喜びを、幼少期、学童期にいっぱい体感して頂きたい。と言う想いが、山王ひなた美術教室にはあります。

 教室やイベントで出会う子供たちは、学校も違う、住んでいる地域も違うけれど、ここに来れば、美術が大好きな先生や友達が居る。自分の事を分かってもらえる第三の子供の居場所として、子供達の気持ちに寄り添える場所でありたいと存じます。

 今年は感染症が春先で流行して、4.5月と教育機関関連が休校となり、子供達や保護者の皆さんと会えない日々が続き、手紙やメール・電話でのやりとりにて、「教室再開へ向けて」取り組んでまいりました。子供達や保護者様から、「早く!教室に行きたい!」「先生に会いたい!友達に会いたい!」「みんなと制作がしたい!」沢山の暖かいお言葉を頂き、励まされて来ました。有難うございました。

6月から再開にむけて、見えない感染症予防との戦いは、「手洗い・タオル交換・換気・検温・施設消毒・マスク着用・対面パーテーション・オンライン授業・空気清浄機導入」にて、出来る限りの対策を行って来ました。生徒様、保護者様のご協力のお陰にて、今年はみんなで乗り越えて来られました。

 今年も沢山の子供達、保護者様、関係各所の先生方、ご協力いただきました地域の皆様、山王ひなた美術教室を支えてくれているボランティアの皆様には、心より感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。今後もどうぞ応援・ご支援賜れますよう、山王ひなた美術教室 スタッフ一同心よりお願い申し上げます。

                          ★山王ひなた美術教室★