私たちの住む福岡は、様々な再開発が進み、日々街の姿が変貌していきます。そして以前は海とのつながりの強かった福岡の街は、埋め立てや人工浜等で次第につながりが失われつつあります。けれども、本来海は、力強く生命に溢れ、自己再生する力があり、以前の福岡ではもっと身近に感じる存在だったのではないでしょうか?
本事業はふくおか市内の小学生・中学生の子ども達を対象に、大きく街と海との姿が変貌している福岡を、子どもの視点から見つめ直す体験事業です。大きく分けて3つの体験・学習プロジェクトを行い、その体験と学びを子ども達が自ら創り上げるランドスケープ模型制作「ふくおか」に繋げます。子どもたちの持っているエンパワメントを引き出し、福岡の街づくりを次世代の力で提案・見える化します。
★海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」博多プロジェクトINまもる~む!
8月5日(日)に山王ひなた美術教室主催の『海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」プロジェクトの第1弾「博多プロジェクト」が開催されました!
今日は「うみこらふくおか」第2弾!!の「壱岐プロジェクト」のご紹介です。「壱岐プロジェクト」は、8月18日(土)、19日(日)にかけて長崎県壱岐市芦辺町を舞台に、ふくおかの子ども達と保護者が、釣りや歴史や海のアクティビティをぎゅっと濃縮した1泊2日プログラムを体験致しました。その様子が日本財団のイベントレポートにUPされています。どうぞ、ご覧ください!
日本財団プロジェクト
https://uminohi.jp/eventreport/iki_project
★海から見つめる子どもランドスケープ「ふくおか」模型制作 第1回目
壱岐プロジェクトに参加したお友達が中心となって、壱岐の暮らしから見えた、子どもランドスケープ「ふくおか」の制作を教室で行いました。子どもたちの「あったらいいな!」の素敵な未来のランドスケープが出来ました!
今日は「うみこらふくおか」第3弾!!の「平戸プロジェクト」のご紹介です。「平戸プロジェクト」は、9月23日(日)、24日(祝・月)にかけて長崎県平戸市根獅子を舞台に、ふくおかの子ども達と保護者が、歴史や海のアクティビティをぎゅっと濃縮した1泊2日プログラムを体験致しました。
平戸プロジェクトに参加したお友達が中心となって、平戸の暮らしから見えた、子どもランドスケープ「ふくおか」の制作を教室で行いました。子ども達が感じた海への思い、未来への期待がいっぱい詰まった模型が完成致しました!
11月2日(土・祝)・3日(日)で「海から見つめる子どもランドスケープ『ふくおか』」ランドスケープの展示を行いました。教室全体をギャラリーにした2日間限りの展示会。博多・壱岐・平戸のプロジェクトの写真や、ランドスケープを制作してくれたお友達の作品を展示致しました。
博多・壱岐・平戸のプロジェクトを経て、模型制作を通じて、「海から見つめる子どもランドスケープ『ふくおか』に参加した子ども達は、海に詳しい専門家からじかに話を聞き、旅先で沢山の地域の人々や文化や歴史に触れ、沢山の愛情を頂き、そして、自分が体験して、学んだことを振り返り、具現化という形でランドスケープ制作を行って行きました。福岡の海がこんな物があったらいいな!福岡の未来の街が!こんなふうに楽しい街だったらいいな!がいっぱい詰まった作品が完成致しました。
参加頂きました子どもたち、保護者様、ご協力頂きましたすべての皆様に、心からお礼申し上げます。感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
山王ひなた美術教室 うみこらスタッフ一同