初日、大きな荷物を抱えて、山王ひなた美術教室へ保護者と一緒に来たお友達。お母さんや家族と離れるのが少し不安半分。残りワクワクも半分!そんな表情をしながら、先生達の紹介や諸注意を聞いています。さぁ!全員揃いました!いざ!出発!低学年のお友達からバスが待っている場所まで、歩いて行きます。
バスに揺られて、約3時間弱。。。長崎県平戸市野子港から、船に乗って30分程 今回の目的地 野崎島へ向かいます。本日は、朝の集合の時より小雨が降っていましたので、お天気の心配をしておりましたが、海は大丈夫だと船長さんから事前に、ご連絡を頂いておりましたので、安心して出発しております。
船内の中は広く子ども達は、何もかもが珍しい様子で、散策中。外は雨風と波しぶきが飛んでくるので、みんなレインコートを着ています。
野崎島へ到着です。案内所に荷物を降ろして、外に出てみます。遠くの山には、雲がかかっていますね。案内所には、野崎島の資料が展示されています。野崎島は島全体が西海国国立公園に指定されています。かつて、3集落があり、約650の人々が暮らしていました。現在は、宿泊施設の管理者以外、無人の島となっております。島全全域に、野生に野生の二ホンシカ約400頭が生息しています。また、2018年6月には「野崎島の集落跡」が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
案内所の資料を見た後、荷物はトラックで施設に運んで頂けるので、再びみんなレインコートを着て、宿泊施設へ移動です。
案内所から歩いて15分位の所に宿泊所 野崎島自然学塾村へ到着です。昭和60年に閉校になった小・中学校の木造校舎を再利用して出来た野崎島唯一の簡易宿泊施設です。本日から、2泊3日 御世話になります。
子ども達は共用スペースに座って休憩後に、オリエンテーションが始まります。バスの中でも先生達の紹介や子ども達の役割についての説明を、昌美先生がご紹介してくれています。現地スタッフ NPO法人 海てらすのスタッフの方々のご紹介も致しました。
荷物も到着していますので、お米を提出します。みんな、自分が食べる位のお米を持参して貰っています。いつもなら、出発前の教室で回収していますが、なんせ、今回は遠方なので、早く出発しなければならなかったので、現地で回収です。
その後、晩御飯が出来るまでは自由時間です。まずは、オリエンテーションでのグループ発表された番号のテントへ 荷物を運びこみます。2泊3日 同じメンバーでの寝泊まりです。年齢が近いお友達でメンバーを構成しています。お友達が出来るといいね!!
この後は晩御飯が出来るまで、自由時間です。友達を誘って遊びに出ましょう。「遊ぼう~」と一言声を掛けれるといいね!待っているだけじゃ何も始まらないよ!一歩!勇気!
「遊ぼう~」で集まったメンバー。ボール投げして遊んでいます。丁度、雨も上がっています。
写真では見づらいのですが、鹿も居ます。沢山居てびっくり!島に400頭位居るそうなので、これから楽しみですね。
子ども達が草むらを歩くたびに、バッタがぴょーん!と出てきます。子ども達はバッタを捕まえ放題です。そうこうしていると、蟹も見つけました。野崎島は自然がいっぱい!
共同スペースで絵を描く子達。美術教室のキャンプなので、絵を描くのが好きな子も多いです。みんなで思い思いに絵を描いていますね。それも、また楽しいね。
今回、子ども達全員にキャンプ内の係を決めています。リーダー・キッチン・ヘルパ・レスキュー・お手伝い隊です。今回のキャンプ 高学年が多いので、キャンプリーダーから始め、沢山のリーダーが居ます。キッチン・文字通りキッチンの手伝いや配膳を手伝います。ヘルパ・子ども同士で助け合う係・困っている子を見かけたら、声をかける役目です。レスキュー・保健係です。そして、お手伝い隊は、キャンプ初心者の初めての役です。役目としては、似たような係なのですが、この名前が名札についているだけで、子ども達は自分の役目を行ってくれます。夕飯の準備が始まると、キッチンの役目の子達が、自主的に集まってきました!
本日のメニューはみんな大好き!カレーです。晩御飯を食べた後は、お風呂に入って、テントの中で就寝致しました。