今日は参加している方の中でも、目的をはっきりと持って制作している方のご紹介です。植物画をしっかり身につけたいと、取材・下描き・ベース着彩・上描きと丁寧な表現を追及しています。水彩だけに余り重ね塗りをせずに、的確な表現を目指しています。
これはボタニカル画の図版図録です。博物誌的な中にも大胆な構図の面白さやモチーフそのもののユニークな形態が一つのジャンルを形作っています。画面全体に均一な描写があり、見飽きないですね。
下描きが終わると少しベース着彩の練習です。簡単に塗ってしまうのではなく、このように試してみることが水彩には必要です。
違う場所では彩色にて卓上モチーフを描いています。自然物を4週間なので、モチーフが傷んでしまった場合の資料作りもバッチリです。
暖かいコーヒーを飲みながらゆっくりと時間を楽しみながら制作しましょう。