2014年7月7日月曜日

石膏像お目見え

 美術学校や美術教室でよくお見かけするモノがひなた美術教室にもやって来ました。

 そうです。石膏像です。単にインテリアとしての飾り物では無くて、美術制作の基礎、土台となるデッサンを勉強するためのモチーフです。「石膏デッサン」は木炭や鉛筆で行い、通常は木炭紙サイズの用紙や倍半の用紙にデッサンを行います。美術を志す人は一度は描いた覚えがあるのではないでしょうか。石膏デッサンが大好きな人、あまり好きになれなかった人、嫌いになった人、基礎デッサンの勉強だけに好悪が分かれる課題でした。



 写真の石膏像は「ブルータス」です。ミケランジェロ作の大理石彫刻を石膏型取りしたものですね。石膏像のもともとは、有名な彫刻でもあり、そのような彫刻史の一端に触れるという意味でも教室にあるのは良いことですね。

 他にもマルス像、アリアス像、カッパービーナス像も入りました。けれど小さい教室なので、全部入れると制作するスペースが確保できないので、他の石膏像はバックヤード倉庫に収納しています。まずはブルータス像からしっかり取り組んでもらいたいと思います。
 これから石膏デッサンの授業が始まったら、ブログで様子をご紹介したいと思います。