お持ち帰りは、来週となります。粘土をしっかり乾かしてからの引き渡しです。どうぞ、お家に飾ってあげて下さいね！
さて、今日の小学生クラスの授業は、GT（ゲスト・ティチャー）スペインの作家 カルラ・カニエアスさん（studiokuraのレジデンス作家さん）のワークショップが始まります。英語で簡単に自己紹介！英語が出来る生徒さんは、自分でどんどんお話ししています。
本日の制作は、床に引き詰めた紙に、「あなたのスーパー・ヒーロー＆ヒロインのポスターを作ろう！」です。まずは、ヒーローのポーズを決める為に、ポーズを取りましょう！！
ポーズを決めた写真を並べて、「ヒーロー・ポスター」のレアウトを決めて行きます。
レアウトが決まったら、紙の上にそと通りに転がってみます。みんな、なかなか こんな体験が無いので、わいわい言いながら、ポーズを決めます。
さぁ！ヒーローポーズを友達になぞって貰いましょう！「そのままよ～！」と言いながら、お互いをマジックでなぞりあって、アウトラインを描きました！
自分の体を写し終えたら、早速 「自分のヒーロー」を作りあげて行きましょう。絵具でもクレパスでも、自分の使いたい画材で、表現しましょう。
みんな、思い思いに「自分のイメージするヒーロー」を仕上げて行きます。カルラさんも一人一人に、声をかけてくれて、みんなの作業を手伝ってくれます。
ここで、完成です！授業時間が90分なので、その中での完成を目指しました。制作後、カルラさんのインタビューです。子供達それぞれの「ヒーロー」は「自分に似ていますか？」と聞かれていました。答えは人それぞれですが、「ヒーローと自分は似ていない」と言う子が多かったです。
このカルラさんのワークショップは、「もし、あなたがスーパー・ヒーロー/ヒロインになれるとしたら？」というテーマで、山王ひなた美術教室の小学生クラスの生徒さんと共に、ディスカッションを交えながら、制作を行って来ました。
彼女は、この様々な社会環境の中で、個人のアイデンティティ形成について、大変興味があり、スペインでも、子供達との制作経験もあるこの題材のワークショップを、日本でも行いたいと思われたそうです。
この制作は、今週の土曜日まで、続きます。残念ながら、カルラさんのご都合で、教室にいらっしゃらない日程がありますが、ワークショップはそのまま行っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
