2016年12月19日月曜日

どんなヒーローになりたい?想像力を伸ばそう!!

木曜日の制作風景です。さて、今日の小学生クラスの授業は、GT(ゲスト・ティチャー)スペインの作家 カルラ・カニエアスさん(studiokuraのレジデンス作家さん)のワークショップを行っております。本日は、カルラさんのご都合により、ご本人は不在ですが、ワークショップは行われています。


「あなたがなりたいヒーロー・ヒロインは、どんな人?」をテーマで、イメージして貰い、お面として制作して行きます。最初はイメージを固めていく為、特徴を箇条書きにして貰いました。みんな、色んな能力を持っているヒーローが、イメージとしてわいてきたかな?


イメージが出来た人から、お面作りへと入って来ます。特徴や能力をお面で表現するのは、なかなか難しいかな?戸惑いながらも、さまざまな画材を使い、子供たちは楽しそうに!制作しています。


3年生の作品です。このヒーローは、薄っすら消える能力があり、不死身の肉体だそうです。スイカみたいな色合いで、不死身を表現しているのかな?面白いですね。


木曜日メンバーは、バラエティに富んだヒーロー達になりました!女子は、見た目は普通の女の子のお面ですが、時を戻ったり進んだりする(タイムトラベラー)や相手を固まらせる?(石化的な?)能力など持っているヒロインでした。男子のヒーロー達は、お面を見ると、それぞれの設定した能力を表現している様に思えます。


このワークショップの意義は、スーパーヒーロー /ヒロインという題材を用いる事によって、どんな自分になりたいか、もし、なれるとしたら、何を望むかという投げ掛けに対して、返答になる、もしくは、考えるきっかけとなる自己投影の為のエクササイズ(運動?練習というニュアンスかな?)ができるとカルラさんは考えたそうです。今回、子供達が考えたり、イメージした事は、想像力を伸ばす事・培う事が出来る制作だと言えます。色んな制作を通じて、子供達が絵を描く事。工作を作る事。自分を表現する事の楽しさや面白さを、沢山感じてくれたらいいなと思います。